総務省 SIMロック解除に関するガイドラインを発表

総務省は6月30日に正式な「SIMロック解除に関するガイドライン」を公表しました。






「SIMロックの解除を強制するものではないが、事業者は、SIMロック解除について、本ガイドラインに沿って、利用者の立場に立った取組に努めるものとする」と、事業者の主体性に委ねる形となっています。これは以前公表したガイドライン案から変更されてません。

ガイドラインでは、2011年以降新たに発売される端末のうち、対応可能なものからSIMロック解除を実施するよう求めてます。通信事業者はSIM ロック解除の対象となる端末と、SIMロック解除ができる条件や手続きを、自社のWebサイトやパンフレットで事前に公表するよう定め、SIMロック解除に伴って手数料などが必要になる場合は、事業者はその金額と手数料が発生する条件を明示する必要があるとうたってます。


販売時には、SIMロック解除によって何が起こるか、どんな利点と問題が生じるか、といったことを利用者に対し説明することも求めています。これ大事ですよね。

しかし、確かにユーザーの立場からすれば欲しい端末とキャリアが選択できるのはうれしい事ですが、各キャリア専用のサービスに全て対応できるのかと言うと「?」です。
W-CDMAとCDMA2000とは通信方式がまったく違いますし、携帯メール仕様も違います。
端末の値段がどうなる等も含めてこの辺りをどうしていくのか課題は多い気はします。

SIMロック解除は賛成ですが、変な方向に行かないことを祈ってます。


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